創部は2019年 花園には4度 前回はベスト16
2019年に創部して以来、これまでに4度、花園に出場。前回はベスト16に輝きました。そして、今年の岡山県予選で、5連覇を達成。5年連続での花園出場を決めたのです。

「狙え!声!」
雑巾がけの次に向かった場所は、なんとレスリング場。1時間以上、試合さながらの激しいコンタクトで、アタックとタックルの練習を繰り返します。

(梅本勝監督)
「一歩思い切って、2歩目3歩目は、責任感とか使命感が出ると思うので、一歩一歩一歩というのをこだわって、その一歩がすべてに結びつくんだって」

最前列で、積極果敢な倉敷ラグビーを体現するのが、プロップの山崎選手。この朝練で培ったタックルとスクラムで集大成のプレーを誓います。

(プロップ 山崎太良選手/3年)
「初戦は0点で抑えて、チームの波に乗る、みんながアタックしてアタックしてアタックしてという雰囲気を作りながら圧勝したい」

センターの武藤選手は、岡山大会の決勝では、3本のトライと、4本のコンバージョンキックを成功。花園でもアタックとキック両面でチームの核を担います。

(センター 武藤柾斗選手/3年)
「1試合目の1番最初で自分が切り裂いて、チームの流れをもっていって、キックに関してはコンバージョン100%。全部入るようにやっていきたい」
3年間、続けてきた厳しく濃密な朝練。それが実を結び全国でも着実に成績を伸ばしてきました。5回目の今年、聖地での目標は明確です。

(NO8 コンウェイ・リード主将/3年)
「昨年はシード校を倒さずにベスト16にいったんですけど、今年は2回戦でシード校とできる機会が出てきたので、まず一回戦勝ってシード校を倒して、ベスト8にいきたいと思います」
全国高校ラグビーの倉敷高校の初戦は12月28日。高知県代表の土佐塾と対戦します。














