青森県八戸市で最大震度6強の揺れを観測した地震から、15日で1週間です。

地震発生後に青森県出身のスポーツ選手たちは、被災地に心配を寄せるとともにアスリートとしての活躍で元気を届けることを誓いました。

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地震発生から2日後に1日警察署長を務めたバドミントン男子日本代表、青森市出身の奈良岡功大 選手は“署長”として安全対策を呼びかけました。

バドミントン男子日本代表 奈良岡功大 選手
「家具は倒れるものと考えて、防災対策をしておく必要があります。市販の器具で家具の転倒防止対策を行うほか、家具の向きや配置を工夫しましょう」

バスケットボールB2の青森ワッツは、福島とのアウェー戦で両チームそろって義援金を呼びかけました。

青森ワッツ ワンウェイジャ 選手
「僕のプレーを見て、少しでも力をもらえるように一生懸命がんばりたい」

シーズンオフに入った県出身のプロ野球選手も相次いで帰郷。

6年目でキャリアハイの成績を残したプロ野球・横浜DeNAの蝦名達夫 選手は、被災地に元気を届けるためにも来シーズンのさらなる活躍を誓いました。

プロ野球・横浜DeNA 蝦名達夫 選手
「横浜にいたので、ニュースで速報を見ました。子どもたちに希望と勇気を与えられるように、シーズンに入ったらプレーでしっかり見せつけられるようにがんばっていきた」

その蛯名選手とともに野球教室に参加したのが、八戸市出身の日本ハムの福島蓮 投手と、七戸町出身の中日の松山晋也 投手。2人の出身地は、断水やJRの運休が続いて心配していましたが、明るい話題を来シーズンも届けることを誓いました。

日本ハム 福島蓮 投手
「(家族には地震後)僕が連絡をした。全然、大丈夫そうでした。何かできればいいが…。まずは自分のプレーを見てもらって、勇気を与えられれば」

中日 松山晋也 投手
「大きな地震でいろいろな方々が被害にあっていると思うので、何も僕はすることはできないですけれども、野球で一つ一つのプレーで恩返しして元気づけられたらうれしい」

県出身のアスリートたちは、被災地に心配を寄せるとともに元気を届けることを誓いました。