「カメラも回しています」記者が正体を明かした直後…

これ以上は危険と判断し、記者は自身が報道機関の人間であることを明かし、取材を切り出しました。

【記者】
「私、報道機関に勤める者で、取材をさせてもらってもよろしいでしょうか。このまま」

【狭山警部】 「はあ、どういうことですか?」

【記者】
「カメラでも撮っています。これは、間違いなく詐欺だと思うんですけれども」

【狭山警部】
「詐欺ではないですよ。何をおっしゃってるのかちょっとよくわからないんですけども」

記者が畳み掛けます。「北海道警のポスターも本物だというのはわかっています」「狭山という名前が詐欺によく使われることもわかっています」。

その直後でした。