著書「病棄て」で知られる島田等さん
1995年。永瀬さんが亡くなった同じ年に、島田さんもこの世を去りました。
いつもは穏やかな島田さん。しかし、隔離政策への批判は生涯、緩めませんでした。島田さんが、日本のハンセン病・隔離政策を厳しく追及した著書『病棄て』。
これを読んだ永瀬さんは、島田さんに返信のハガキを送っています。
講演では、永瀬さんや島田さんをはじめとする入所者たちの生前の映像を交えながら、詩や絵画、書などの文芸活動が、入所者の生きる糧となっていたことが紹介されました。














