ハンセン病療養所の入所者と交流した詩人、永瀬清子さんをテーマにした講演会が
岡山市北区表町三丁目の「詩人 永瀬清子とハンセン病文学の読書室」で開かれました。

NPO法人 ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会が、ハンセン病や永瀬清子さんをテーマにした講演会を週に1度程度開いているもので、きょう(14日)は、山下晴海理事長が講演しました。
岡山が生んだ偉大な詩人、永瀬清子さんは、瀬戸内市の国立ハンセン病療養所、長島愛生園や邑久光明園の入所者と交流を続けていました。
永瀬さんが指導した愛生園からはすばらしい詩人が生まれ、全国の療養所に、ハンセン病入所者の詩人グループが作られるきっかけにもなりました。
日本を代表する詩人、永瀬清子さんが、国立療養所のある長島に通うようになったのは、1949年のことでした。以来40年間にわたり、入所者に詩の指導をしました。
その永瀬さんが、詩を通じて親交を深めた一人の入所者がいました。詩に、評論にと鋭い感性を持ち合わせていた島田等さんです。














