北陸新幹線の延伸ルートをめぐり、連立入りした維新と自民が初会合を開きました。

 北陸新幹線の大阪までの延伸ルートは、2016年に、京都市内の地下を縦断するいわゆる「小浜ルート」で決まっていました。

 ところが、建設費が倍になる見通しになり、日本維新の会からは琵琶湖の東を通る「米原ルート」などルートの見直しを求める声も上がっています。

 こうした中、12日、維新が連立入りしてから初となるプロジェクトチームの会合で、維新は自民側に8パターンの案を提案し、ルートの再検討の議論を求めました。

 (与党整備新幹線建設推進PT 前原誠司共同座長)「新たに我々が提案した資料等をぜひ自民党さんには俎上に載せていただいて、収まるところに収まっていければいい」

 両党は来週からより具体的な議論を進めていくとしています。