8日の地震の影響で、病棟の一部で浸水被害が発生した青森県むつ市の「むつ総合病院」の5階の病棟が復旧作業を終えて、12日から再開され、転院していた患者が病院に戻りました。
JNN取材団 小泉基 記者
「地震の影響で、むつ総合病院から転院していた入院患者が病院へ戻ってきました」
午前9時40分頃、むつ総合病院の救急車両によって患者1人が転院先だった川内診療所から病院へと運ばれてきました。
むつ総合病院では、8日の地震で7階病棟のスプリンクラーが破損した影響で、床が水浸しになった5階~7階の病棟にいた入院患者のうち、36人が転院していました。
病院によりますと、浸水被害が確認されたなかで、天井の乾燥といった5階の復旧作業が完了したため、この病棟を12日から再開させ、これまでに転院していた5人が病院に戻ってきたということです。
病院では、12月18日を目標としている6階と7階の病棟が再開後、転院先にいる残りの入院患者を「むつ総合病院」へ戻す予定です。














