家族みんなが5秒で取り出せる「ファイリング」
家にある紙を必要なものだけに減らしたら、次はファイリングです。
石阪さんは、差し込むタイプのクリアファイルや、引き出しに収納するのはおすすめしないといいます。
片づけアドバイザー 石阪京子さん:
横に積むと、下にある書類が分からなくなります。
また、クリアファイルに入れると、例えば30ポケットのファイルで書類が40枚になったときに間に挟んでしまい、パンパンになって中身が分からなくなることもあります。

石阪さんが“紙片づけ”に使うのは、ファイルボックス。
まず、4サイズのファイルボックスを6つ用意します。
正面にシールを貼って、「暮らし」「健康」「マネー」「教育」「取扱説明書&保証書」「待機」にジャンル分けします。

次に、挟むタイプのファイルブックを使って、さらに細かく分けていきます。

例)
塾関係の書類➡封筒から出して、「塾」とラベリングしたファイルブックに挟み、「教育」ボックスに入れる
クーポンなどの細かい紙➡小分けにできるクリアポケットに入れ「クーポン」とラベリングしたファイルブックに挟み、「マネー」ボックスに入れる
パスポートや年金手帳➡「暮らし」ボックスへ収納
「待機」ボックスは半分に分けて、家にきた書類を入れるポストのように使います。
▼判断待ち・・・必要かどうか判断する前の一時保管場所
▼処理待ち・・・提出や支払いなど、後日処理が必要な紙を保管
全て仕分けが終わったら、家族皆が取り出しやすい場所にボックスを設置します。
これで、“紙片づけ”は完了。
あとは、「使ったら戻す」を徹底して、家族みんなで“紙片づけ”のシステムを守っていきましょう。














