左腕に残る引っかき傷

宮城県大衡村に住む女性は10月25日午前6時頃、洗濯物を干そうと玄関を出た際、体長80センチほどのクマに襲われました。

被害女性:「ショックで頭が真っ白でパニックだった。玄関を開けたらもう目の前にいた」

左腕には今も赤い傷跡が残っています。クマが襲ってきた際、とっさに腕で身を守り、その際につけられたものです。女性は心臓が悪く血液の流れをよくする薬を飲んでいました。腕から流れ落ちる血が、なかなか止まらなかったと振り返ります。1か月以上が経ちますが、恐怖はいまだに続いています。

被害女性:「クマって聞くだけで怖い。当時のことが浮かぶっていうか…一回やらやられた人にはクマは恐怖…恐ろしいもの」