■バレーボール 全日本選手権大会 天皇杯・皇后杯(12日、東京体育館)
バレーボール日本一を決める天皇杯・皇后杯のファイナルラウンドが行われ、インカレ覇者の早稲田大が初戦となる2回戦でVリーグのアイシンティルマーレ碧南と対戦し、セットカウント1ー3で敗退した。
インカレの優勝からわずか5日で天皇杯に挑んだ早稲田大は日本代表で1年生の川野琢磨(19)がスタメンで出場した。第1セットではサーブがネットインし、サービスエースで得点を奪うなどしたが24-26で先取された。

川野は第2セット、ベンチで見守る時間もあり23ー15で2セット連取されたが、第3セットはブロックなどが決まり25ー22で1セットを奪った。第4セットは終盤まで競り合ったがセットカウント1ー3で敗れた。

試合後、「天皇杯に向けてっていう準備が難しかった」と話し、「入り方がやっぱり悪くて、1セット目から動けなかった。自分たちの実力が発揮できずに終わってしまった」と振り返った。さらに「皆、強打で決めるだけでなくて、ブロックアウトだったりとか工夫して決めるっていうところで、大学の試合でも有効活用できてるかな」と日本代表での経験が活きていることも明かした。

















