子ども・高齢者を守るためにできることは?

 スマホ新法での高齢者・子どもへの対策を見ていきます。

■子どものスマホ利用で考えられる危険性
・有害情報へアクセス
・詐欺アプリを入れる
・外部課金による高額請求トラブル

 ITジャーナリスト・高橋暁子氏は「親のリテラシーの高さが今まで以上に必要」だと指摘しています。具体的な対策として、▽公式ストア以外を使わせない、▽使用履歴を定期的にチェック、▽『外部課金を使わない』を家庭内ルールに、ということを挙げています。
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 高齢者への対策を見ていきます。

 トビラシステムズがスマホを持つ65歳以上に対し、スマホを使っていて不安や困ったことがあるかという調査をしたところ、5割を超える人が困ったことがあると回答しています。

 高橋氏は「高齢者は『無料』や『割引』という言葉に弱いためだまされやすい」と指摘。家族ができることは、▽主要アプリだけをホーム画面に固定し、余計な操作をさせない、▽怪しい広告・リンクを踏まないようルールを決める、としています。