深川警察署で約2100人の個人情報が記された書類など計12冊のファイルを紛失していたことがわかりました。

紛失したのは運転免許証の更新などの際、安全運転に支障を及ぼす病気がないか判断するための「質問票」や「証拠物件点検表」など4種類12冊のファイルです。

質問票には、氏名や病気に関する質問など、約2100人の個人情報が記載されていました。

深川警察署では10月、相談内容を記載する「警察安全相談受理カード」115件も紛失していて、これを受けて点検を行ったところ、今回の紛失についても発覚しました。

深川警察署は、2024年10月21日から新庁舎での運用が始まっていて、この前段に、誤って破棄した可能性があるということです。

道警は、個人情報を悪用される二次被害が確認されていないことなどから「個人情報が外部に流出した可能性は低い」とした上で、「職員に対し個人情報の適切な取り扱いと、公文書管理の重要性に関する指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。