神奈川県の日向山で発生した山火事は、発生からおよそ40時間が経過しましたが、未だ鎮圧には至っていません。きょうは県の災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリコプターも消火活動に当たっています。

報告
「自衛隊機による消火活動が始まりました」

神奈川県伊勢原市の日向山でおととい発生した山火事は、発生からおよそ40時間が経過しましたが、現在も延焼中です。

きょうも午前6時ごろから消防隊員らおよそ50人が山に入り消火に当たっているほか、消防ヘリ3機と、県の災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリ2機の合わせて5機が上空から散水を行っています。

消防によりますと、火の勢いは弱まりつつあり、大きな燃え広がりはないということですが、範囲が広いため鎮圧のめどはたっていないということです。

少なくとも600平方メートルが焼けていますが、この火事によるけが人や家屋への被害は確認されていないということです。