いよいよ、日本時間あす未明に開催される授賞式を前に、坂口志文さんと北川進さんが率直な思いを語りました。

ノーベル生理学・医学賞 坂口志文さん
「忙しいまま過ごしていて、まだ実感がない。(当日は)晩さん会があって、実感できたら、嬉しいと思っています」

ノーベル化学賞 北川進さん
「ロイヤルの方々と食事を挟んで色々できるので楽しみです」

そして、授賞式後には…

記者
「ノーベル賞の特別ライトアップが行われているストックホルム市庁舎。こちらでは10日の授賞式のあと、晩さん会が行われることになっています」

晩さん会の出席者は受賞者や、その家族などあわせて1300人以上。長さ25メートルにもおよぶメインテーブルに用意された席は88名分。日本人2人ともスウェーデン国王ら王室メンバーらの近くに席が用意されており、北川さんは皇太子の隣です。

そして、44人のシェフが4日間かけて準備した料理や、シャンパンやワインがふるまわれます。さらにテーブルセッティングには40人のスタッフが携わり、9000点以上の食器が用意されているということです。

そして、授賞式に先立ち、2人は日本大使館主催のパーティーに出席。大使は大阪大学と京都大学の2人の受賞決定にちなみ、「今年は関西の年だ」と祝福しました。