セカンドキャリアは社会問題

青山学院大学陸上競技部 原晋監督:「陸上競技アスリートのセカンドキャリアが昨今、どのような場面で活躍できるのか、引退後どう輝くのか、ある意味社会問題になってる部分も当然あると思います。アスリートもセカンドキャリアをどう充実させていくか、人生を豊かにするか否か、非常にその人生の岐路に立たされるわけです」

現在、渡邉さんは企業の福利厚生イベントでのランニング指導、講演活動、ランニングクラブの運営など、多角的に活動を展開しています。

将来的には、地元仙台から全国を目指す子どもたちも支援したいと考えています。

渡邉利典さん:「箱根駅伝は、足の速い子たちが全国に集まって、いい企業に勤めて日本の中心で集まってしまうことが課題。子どものうちから運動習慣がなければいけない。地域から全国に向けて青学魂を広める第一人者として頑張っていきます」
【1/3を読む】箱根駅伝2連覇ランナーのその後…選んだ第二の人生とは
【2/3を読む】「2週間意識不明に」原点となった大病「健康づくり支えたい」