小松・上海便を運航する中国東方航空は、22日から29日までの期間に5往復を運休すると決めました。中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけてから、欠航となった上海便はあわせて8往復です。

小松・上海便はコロナ禍を経て需要が回復したことを受け、2024年12月から週に4往復で運航しています。

しかし、高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁に対し中国側が反発し、日本への渡航自粛を呼びかけた後、小松・上海便は11日以降、3往復の運休が決まりました。

石川県によりますと、中国東方航空から「マーケットの状況を見て欠航する」との連絡を新たに受け、22日から29日までの間で、さらに5往復の運休を決めたということです。

年明け以降の運休について、県の担当者は「今のところ聞いていない」と話しています。