音信不通からまさかの発覚

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「ある日突然、音信不通になった。本当に仕事もままならず、眠れず泣いて暮らして」
交際開始から4か月経った2023年10月、予定していた旅行の前に突如、男性にLINEをブロックされたのです。
心配になったマイコさんは探偵に調査を依頼。発覚したのは、男性に妻子がいるという事実でした。

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「見事にバーンと家族4人が出てきて、朝。写真を見たときはもう本当に衝撃で。特に小さいお子さん2人、まだ幼稚園とかの子が(いて)一番つらかった。この子どもたちを置いて『この人何しているの?』と」
交際期間中、性行為は何度も行われました。その様子を動画撮影されたこともあれば、避妊具をつけられなかったこともありました。

独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「結果的に私は彼の都合のいい性搾取の相手にされて、モノのように扱われていたなと感じている」
その後、互いに弁護士を立て話し合ったものの、男性側から謝罪はなく、解決金20万円の支払いを提案されました。
納得できなかったマイコさんは、2024年、損害賠償を求めて民事裁判を起こしました。
独身偽装されていたマイコさん(仮名)
「そのまま音信不通で逃してしまうことが一番良くなかった。私としては次の被害者を出したくない」
2025年10月には、法廷でマイコさんが男性に直接、問いただすことができました。音信不通になって以来、2年ぶりの再会です。

原告・マイコさん(仮名)
「結局のところ、あなたは私に好意があったんですか」
被告・男性
「好意というのは、すいません、ちょっと分からずで」
原告・マイコさん(仮名)
「最後まで体目的であったんですか」
被告・男性
「はい、私の元々、始まりはそこから関係がスタートしてると認識しました」














