きょう午前、群馬県渋川市の市道を走っていた軽乗用車が用水路に落ち、運転していた80代の女性が死亡しました。

きょう午前8時半ごろ、群馬県渋川市金井で「軽自動車がフェンスを突き破って水路に転落した」と近くに住む男性から110番通報がありました。

警察と消防が駆けつけ、用水路のフェンスが壊れているのを見つけましたが、転落した車は見当たらず、捜索したところ、およそ2時間後、現場から750メートルほど下流で水没した車を見つけたということです。

その後、県警の機動隊が潜水し、さらに1時間後、この車を運転していた近くに住む無職・佐藤マサエさん(81)を車内から救出しましたが、間もなく死亡が確認されました。警察によりますと、死因は溺死だということです。

警察は、防犯カメラを確認するなどして詳しい状況を調べています。