女流棋士を目指す子どもたちのためにも…
新たな規定には複雑な気持ちを抱きながらも、福間さんは今年8月、夫の健太さんと一緒に「子ども将棋教室」をオープンしました。「大好きな将棋をもっと広めたい」という思いからです。
(子ども)「(Q将来はどんなことやりたい?)棋士になってみたい。(福間さんは)今まで強い人としか思っていなかったけど、教え方もうまくて強い人」
(福間香奈さん)「めちゃくちゃうれしいです。この子最初から来てくれていて、すごく伸びている。来るたびに強くなっているのがわかる。すごく一生懸命。私たちも教えていて楽しい」
将来、女流棋士を目指す子どもたちのためにも、規定を変更する必要があると考える福間さん。4月以降、連盟の理事に個別に訴えたり、女流棋士で作る産休委員会の設置を呼びかけたりするなどしましたが、規定は一向に変わりませんでした。















