いつ起きるか分からない地震などの災害に備えるため長崎県議会が、初めて地震による火災発生を想定した防災訓練を行いました。

「地震です(警報音)地震です」

県議会の防災訓練は議員と議会事務局職員の防災意識の更なる促進を図るとともに、非常時に実効性のある対応ができるよう初めて行われました。

訓練は、本会議中に震度5強の地震が発生し、議会棟4階の給湯室で火災が起きたという想定で行われ、議員らは議場から県庁南側の防災緑地おのうえの丘へ避難しました。

長崎県議会・外間雅広議長「震災等の災害はいつ発生するかわかりません。そのために私たちはいざという時に迅速かつ冷静に行動できるよう、備えておくことが大切です」

県議会は議員の安否確認訓練とあわせて、来年度以降も防災訓練を行うことにしています。