《目視観測》から《デジタル観測》へ
気象庁はこれまで、職員による目視で流氷の季節観測を実施してきました。
「流氷初日」とは、視界の外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日を指しています。
また、「流氷接岸初日」は、流氷が接岸または定着氷と接着して船舶が航行できなくなった最初の日を意味します。
しかし近年、目視で観測されない地点や年もあることから、より確実な情報提供が求められていました。
これで、1946年から始まった目視による観測は、80年の歴史で幕を下ろすことになりました。
《デジタルアメダスアプリ》でも閲覧可能に
気象庁が提供する「デジタルアメダスアプリ」では、12月9日から新たに海氷分布を掲載。知りたい場所の流氷情報をより手軽に確認できるようになりました。
これまでの観測方法や観測記録については、気象庁ホームページで引き続き閲覧可能です。














