能登半島地震で建物などに大きな被害を受けた石川県立輪島高校で、9日からグラウンドに建てられた「仮設校舎」での授業が始まりました。
全校生徒224人の輪島高校は、能登半島地震により壁にヒビが入ったり建物が傾いたりする被害を受けました。
2024年4月には校舎での授業を再開しましたが、3棟ある建物のうちの2棟が使えないままでした。

こうした中、2025年10月にはグラウンドに仮設校舎が完成。引っ越し作業を終え9日から、ようやく生徒たちが新しい建物での授業を始めました。
生徒「新しくなったんで、前の校舎より環境が良くなったので、もっと勉強を頑張ろう」
生徒「前の方が好きです。落ち着かないです」

輪島高校では今後、地震で被害を受けた校舎の改修工事が予定されていて、それまでの間、生徒たちは仮設校舎で勉強に励みます。














