19歳で起業した“寝たきり社長”
使えるのは、わずかに動く親指と瞳そして声。10万人に1人の難病「脊髄性筋萎縮症」。筋肉は徐々に衰え、今は日常生活全般で介助が必要ですが、佐藤さんは常に前を見ています。

2011年に特別支援学校を卒業後、19歳で名刺やホームページの制作を請け負う会社を起業。視線入力など最新の支援技術を取り入れ、業務のほとんどを自分でこなします。
ベッドに横たわったまま次々とビジネスを展開。訪問看護事業や大学講師、フルーツサンドショップも。

(松本さん)
「佐藤社長も色んなことにトライして、すごく頑張っている。その原動力って何ですか」
(佐藤社長)
「もし自分が障害を理由に働かないとか、家にいるという選択肢を取っていたら、誰とも会わなかったと思うし、人との出会いが僕のパワーと思ってます」















