長くじっくり育てた冬の味覚「3年とらふぐ」の出荷が最盛期を迎えています。
丸々と太った「とらふぐ」。兵庫県南あわじ市の福良港の沖で養殖されているのは「淡路島3年とらふぐ」です。
通常、養殖のフグは2年で出荷を迎えますが、「3年とらふぐ」は、さらに1年長く3年かけてじっくり育て、大きさは2倍近くになります。また潮の流れの速い鳴門海峡にもまれることで身が引き締まり、ぷりぷりとした食感になるということです。
今年は夏の猛暑で海水の温度が高くなり成育が心配されましたが、エサにアミノ酸を加え成長を促したことで、脂ののったフグに育ったということです。
(福良漁業協同組合 前田若男組合長)「かなり太っているのでおいしいと思います。ぜひ『淡路島3年とらふぐ』を味わってほしい」
出荷場でお歳暮などの刺身用や鍋用に加工された「3年とらふぐ」。濃厚で独特の甘みがある「白子」は希少だそうです。
今年の「3年とらふぐ」は例年よりも多い約12万匹が関西を中心に出荷される予定です。
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