遼寧の航行ルート きのう喜界島沖に 戦闘機など発着艦50回

(木原 官房長官)「『中国の航空機の安全な飛行を深刻に阻害した』との中国側の指摘はあたりません」

戦闘機を載せた空母「遼寧」は、ミサイル駆逐艦3隻とともに東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を航行。

レーダー照射が行われたのは、沖縄本島南東の公海の上空で、6日の午後4時半ごろと、午後6時半すぎから午後7時すぎまでの、あわせて2度でした。

6日には、遼寧から戦闘機やヘリコプターの発着艦が約50回、7日には戦闘機などによる発着艦が約50回確認されているということです。

空母やミサイル駆逐艦は7日、喜界島の東およそ190キロの海域を航行しているのが確認されましたが、防衛省はその後の動きについて「特異な状況がない限り、公表しない」としています。

防衛省資料より

引き続き、海上自衛隊の護衛艦などが警戒・監視にあたっています。