中国の空母 遼寧が喜界島沖へ

中国軍の戦闘機が、沖縄本島沖で自衛隊機にレーダーを照射した問題です。戦闘機を載せた中国の空母「遼寧(りょうねい)」がその後、喜界島沖へ進んだことが分かりました。

防衛省によりますと、おととい6日、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が、沖縄本島南東の上空で領空侵犯の警戒にあたっていた航空自衛隊のF15戦闘機にレーダーを断続的に照射しました。

日本政府は「危険な行為」と抗議したのに対し、中国外務省は「日本の戦闘機は中国の正当な軍事活動を度々妨害している」などと反論しています。