東京デフリンピック、世界一に挑んだデフサッカー日本代表は…

迎えた今大会、全13チームが出場したデフサッカー男子で、日本代表は予選を無失点で全勝。見事グループリーグ1位で、初の決勝トーナメント進出を決めました。

11月25日、強豪・トルコに挑んだ決勝戦。開始4分でトルコに先制点を許し、すぐに同点に追いつくも再びトルコにゴールを奪われ、日本が1点を追う展開に。日本代表は最後まで攻勢を強めてゴールを狙いましたがトルコ代表の厚い壁を崩せず、惜しくも1-2で敗れ、準優勝という結果となりました。

大会閉幕後のメダル報告会では「銀メダルをおめでとうと言っていただくが、心の整理がついていない」と悔しさを滲ませた松元選手でしたが、次の大会に向けて気持ちを新たにしたコメントを「ひるおび」に寄せてくれました。

「引き続き世界一を目指して頑張るので、一緒に戦ってください !!」

次の舞台は2年後のデフワールドカップ。次はどのような戦いを見せてくれるのか、今から楽しみです。
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<プロフィール>
松元卓巳選手
デフサッカー男子日本代表キャプテン
生まれつき両耳が聞こえない先天性両混合性難聴
小学3年生でサッカーをはじめる
鹿児島実業サッカー部在籍時デフサッカーに出会い日本代表にも選出される
現在はアスリート活動も行いながらデフサッカーの普及活動も行っている