秋篠宮ご夫妻はきょう午前、国際生物学賞授賞式に出席し、秋篠宮さまは「生物学分野の一層の進展を願う」とあいさつされました。

東京・台東区の日本学士院会館で行われた国際生物学賞授賞式は、新型コロナの影響で延期された第37回と第38回の合同開催となりました。

秋篠宮さまは「研究がさらに進展していくことを願うとともに、生物学分野が一層深まっていくことを祈念します」とあいさつされました。

第37回の受賞者は人類化石を研究した米カリフォルニア大バークリー校のティモシー・ホワイト教授、第38回の受賞者はニホンウナギの産卵場を突き止めた塚本勝巳東大名誉教授で、ご夫妻は賞状が手渡されると拍手を送られていました。

国際生物学賞は1985年、生物学を研究していた昭和天皇の在位60年などを記念して創設されました。

授賞式には第1回から上皇ご夫妻が出席していて、2019年の代替わりに伴い、秋篠宮さまに引き継がれました。