「身代わりを志願した女性」に少年の心が動き始めた
少年が『次はお前の番だ』と若い女性を指名した時、その女性の友人が突然立ち上がったということです。山口さんは意識が朦朧とする中でも、その時の状況が記憶にありました。
「友達が刺されたら嫌だな、っていう思いだったと思いますが、そういう緊張した状況の中で若い女性が立ってくれたことに、『すごい方がいたな』と思います。自分はだらしなく座り込んでいました」
そして、その女性は少年に対して「みんなの食べ物や飲み物などを求めた」と言います。














