政府が推奨する「おこめ券」。大阪府交野市は配布しないことを決めました。

 (交野市 山本景市長)「おこめ券という選択肢は、市民のために選んではいけない選択肢であると強く考えている」

 交野市の山本景市長は12月5日に会見を開き、配布にかかる手数料が高いことなどから「おこめ券」を配布しないことを発表しました。

 11月、政府は物価高対策として地方自治体への「交付金」の拡充を決定。その使い道として「おこめ券」の配布を推奨しています。

 交野市によりますと、交付金は約5億円の見込みで、上下水道の基本料金の免除などを実施する方針だということです。

 こうした対応を踏まえた補正予算案は、12月の市議会に提出される予定です。