無視し続けると危険!体内時計のズレが引き起こす不調のサイン
自分のクロノタイプを理解することは、健康維持のためにも重要だという。タイプに合わない生活を長く続けると、体は何らかのサインを出し始める。
例えば、朝型人間に合わせて作られた社会で生活している夜型の人たちは、自分の体内時計と社会のリズムがズレてしまい、朝起きるのがつらい、朝イチの会議は頭がぼーっとしてしまうといった、日々の生活で困りごとに直面しがち。
逆に、朝型の人であっても、夜遅くまでの仕事や付き合いに無理をして合わせて、体調を崩してしまう場面が生じることもある。
このような、心と体のリズムのズレを無視し続けると、眠気や慢性的な疲労につながり、結果としてパフォーマンスや生産性が低下するという影響が出てくるという。
志村さんは、さらに長期間リズムを無視した生活を続けると、その結果として、うつ病や起立性調節障害など、心身のさまざまな不調につながるほか、発がん率や死亡率の上昇といった、より深刻な問題にも発展していくと話す。
志村哲祥さん
「3か月くらいで無理がきます。無理ができるのは3か月が限度です」
実際、うつ病などの相談で病院へ来たら、クロノタイプと生活リズムが合っていないことで、睡眠時間が足りずに、無理をしてしまったことが原因だったという人もいるという。

















