正月用の餅を大幅値上げ・・・「苦渋の決断」

値上げに踏み切った岩田さんの悩みの種が、お正月用の“餅”です。
普段は夫婦2人で切り盛りしている店にアルバイト10人を雇い、12月27日から大晦日までの5日間フル稼働で餅を作り続けます。

その5日間で使用するもち米の量は1.8トンにも上り、1年で一番の稼ぎ時。

2024年は1キロ1500円で販売していた正月用の餅を、2025年は1キロ2500円に6割以上値上げすることに。苦渋の決断です。

岩田屋餅菓子店 岩田政己さん
「今年は例年どおり忙しくなるのか、鏡餅とかこれだけ高いといらないと思われるかもしれない。正月のお雑煮のお餅が欲しいと思うので、すみませんしかないですよ。うちは上がって買ってもらってありがとうと、高く上げてすみませんという気持ちしかありません。選ぶのはお客さんなのでうちはもう作るだけ」














