2025年も残り1か月を切りました。
クリスマスや年末年始の食卓はいつもより豪華にという思いがある一方で、物価の高騰が気になりますが、チキンやケーキ、そして「年取り魚」などの気になる年末商戦を取材しました。
12月に入り、街はクリスマスムード。
長野市の善光寺に続く中央通りも、イルミネーションで華やかに彩られています。
クリスマスに欠かせないものと言えば…
チキン。

長野市の鶏肉料理専門店「rito庭(りとにわ)」では、皮はパリパリ、身はふっくらとした丸鶏のローストチキンが定番で、すでに予約が入ってきています。
オーナー木内達也(きうち・たつや)さん:
「出だしの感じとしては例年通り(予約を)いただいております」
近年の物価高騰の中、丸鶏の仕入れ値は2024年に、1.5倍ほどに上昇。
鶏のえさ代や輸送といったコストの増加などが要因とみられています。
オーナー木内達也さん:
「3年前が2300円くらいで1羽出していたんですけど、昨年から2800円で出させていただいています」
味付けに欠かせないコショウ、ニンニクパウダーなどのスパイスや、そのほかの調味料も軒並み値上がりしました。

オーナー木内達也さん:
「全体的にすべてのものが上がってしまっていて、電気代、ガス、人件費も上がってきていて、どうしても(前年までの)据え置きというわけにはいかなくなっている」














