お鍋に欠かせない白菜やネギ、せっかくならおいしいものを選びたい!
スーパーで即実践できる“目利き術”をご紹介します。
おいしい長ネギは葉が多く分かれている!?

長ネギは、白い部分も緑の部分も、実は「葉っぱ」です。
野菜ソムリエプロの横山美紀さんによると、注目すべきは緑の部分の本数。
「4本」のものや「3本」のものがありますが、葉っぱの本数が多い方が、中の層がギュッと詰まっています。
さらに、緑と白の境目がくっきりしている方が新鮮で、収穫して時間が経つと緑が広がっていくそうです。
カットされた白菜 新鮮なのは?

白菜は切った後も、内側の葉が成長しています。
外側の葉の水分や養分を使って成長し断面が盛り上がってくるため、断面が平らなものの方が新鮮ということになります。

管理栄養士の渥美まゆ美さんによると、買った後に「内側の葉を先に切り離しておく」のが長持ちさせるコツです。
包丁で軸に切れ目を入れ、内側の部分をパカッと取り外します。
これなら外葉の栄養やみずみずしさも保たれるので、すべてを鮮度よく使えます。
中心部分は柔らかく甘いので和え物やサラダに、外側は苦みがあり硬めなので、炒め物に使うのがおすすめです。

また、白菜の葉っぱにある黒い斑点が気になったことはありませんか?
実はこれ、「ポリフェノール」なんです。
農水省によると、気温が高かったり低かったり肥料が多すぎたりといった栽培環境のストレスが原因なので、食べても問題はありません。
白菜は栄養的にも冬にぴったり。
免疫力を高める抗酸化作用が強い「ビタミンC」や、お腹にやさしい「食物繊維」、さらに味の濃いものをたくさん摂ってしまったときに、塩分を排出する助けにもなってくれます。














