■バレーボール男子 全日本インカレ 準々決勝(5日、大田区総合体育館)
大学No.1を決める全日本インカレ男子は5日に準々決勝が行われ、日本代表の甲斐優斗(22、専修大)や川野琢磨(19、早稲田大)がそれぞれ登場した。
2大会ぶりの優勝を目指す早稲田大は1年生ながら攻撃の要になっている川野が存在感をみせた。中京大に3ー0(25ー20、25ー22、25ー18)で勝利しベスト4進出。6日の準決勝では近畿大と対戦する。
試合後、川野は「オポジットでやっている分決めないといけない。昨日とかあんまり決められてなくて少し役割を果たせなかったんですけど、今日はチームのために役割を果たせたかなって思います」と振り返った。
連覇のかかる専修大は昨年の準々決勝でも対戦した順天堂大に3ー2(21ー25、23ー25、25ー19、25ー16、15ー13)で勝利、フルセットの接戦を制した。先に2セットを奪われたが、キャプテンで、日本代表の甲斐がコート内やセット間でチームメイトに常に声をかけ、チームの士気をあげた。大事な最終セットでは甲斐にボールが集まり、来たトスに対してほぼ決めきるなどエースとしての役割を果たした。
2セットを先取された甲斐は「3 セット目からは切り替えてしっかりと取りきれたのは連覇に向けて良い階段を上っているかなって思うので、また気を引き締めてやっていきたい」と話し、「今までやってきたことをぶつけるだけですし、自分が先頭に立って決勝っていうところを目指して、まずは明日の一戦を勝ち切れたらいいかなって思います」と笑顔を見せた。
次戦6日は国士舘大と決勝進出をかけて戦う。
【準々決勝結果】
早稲田大 3-0 中京大
近畿大 3-1 阪産業大
国士舘大 3ー2 明治大
専修大 3-2 順天堂大
※写真は左から甲斐選手、川野選手

















