警察や海上保安部などがテロを未然に防ぐため、フェリーの利用者にチラシを配り不審人物などの情報提供を呼びかけました。

5日は青森港にある津軽海峡フェリーのターミナル内で県警察本部の警察官や青森海上保安部、それに青森税関支署の職員が合同で、テロの未然防止を呼びかけるチラシを配りました。

※職員の呼びかけ
「テロ対策強化の理由で、怪しい人とか怪しい物を見たら通報くださいということでお願いしていました」

これまで県警にはテロにつながる可能性のある事案の通報は入っていませんが、年末年始など利用者が増える時期の広報を通して安全意識を高めたいとしています。

※青森県警察本部 警備部外事課 慶野一浩 課長補佐
「テロに強い社会を作るためにはささいな違和感を見逃さないのが大切であります。ちょっとでも違和感があれば警察や関係機関に通報していただきたい」

フェリーの利用者を対象とした広報活動は、今年度初めて実施していて、前回の10月は北海道警と協力して函館港で行いました。