▼早朝の温泉街に「助けてくれ」の声

クマが襲ってきたのは早朝の温泉街。外にいた宿泊客が「助けてくれ」という声に気が付いて旅館の関係者に知らせたことで、男性の救助が始まりました。

男性は「クマに襲われたから警察に通報して」と助けを求めたということです。

逃げたクマは見つかっておらず、猟友会が柿を置いたおりを設置して、警戒に当たっています。

雪深い村では、雪に埋もれるのを防ぐため1階の床下を上げ倉庫や車庫として使う高床式になっている住宅も多くありますが、村内では、1階部分に冬の間に食べる野菜などを置かないように別の場所に移すなど警戒を強めています。