クリスマスを控え、需要が高まる「ベリーツ」や「さがほのか」などの大分県産いちごが、本格的なシーズンを迎え、旬入りが宣言されました。
大分市の公設地方卸売市場では、クリスマスや贈答用として需要が高まる時期を前に、5日大分いちごの旬入りが宣言されました。

せりでは、オリジナル品種のベリーツが1キロ当たり3865円で取り引きされました。また、ご祝儀価格のついたベリーツは、1箱12粒入りで27万円の高値となりました。
今年は夏の暑さの影響が心配されましたが、その後、天候に恵まれ、糖度の高い美味しいいちごが育ったということです。

(大分県いちご販売強化対策協議会・中原良祐さん)「やっとここにたどり着けたという思いが一番強いです。いちごの味は、糖酸・バランス・コク、この3点が非常に高い状態に仕上がっています。ぜひいちごの味を楽しんでいただきたい」
大分いちごは、来年7月ごろにかけて、関西方面や県内に去年より120トン多い、およそ1260トンの出荷が見込まれます。














