傍聴席のひとりひとりに微笑みかける男
傷害、暴行、建造物損壊の罪に問われているのは、住所不定・無職の男(52)。
3日に開かれた判決公判では、緑のセットアップを身に着け、スキンヘッドの額にメガネ(老眼鏡)、刑務官に連れられ笑顔で入廷した。入廷してすぐに、傍聴席にいる一人一人と目を合わせ微笑みかけていた。
傷害、暴行、建造物損壊罪で起訴
起訴状などによると男は
▶2025年3月11日午後8時頃、長崎県諫早市所在の実兄の家で、兄(当時54歳)に対し左脇腹を足で蹴る暴行を加え、加療約1か月間を要する肋骨骨折のけがをさせた
▶3月26日午前7時58分頃には、兄が経営する病院の院長室で兄の左足を足で複数回蹴る暴行を加えた
▶さらに3月27日午後2時7分頃には、同院で兄の左頬を右手拳で2回殴打し部屋の木製片開きドアを足で蹴って損壊させた(損害額20万9000円)罪に問われている。














