ノーベル賞の授賞式に出席するため、大阪大学の坂口志文さんが出国です。

 (大阪大学 坂口志文特別栄誉教授)「コンサートに行ったり、宮殿での会食があったりで、できるだけ楽しみたい」

 大阪大学の坂口志文特別栄誉教授が、ノーベル賞の授賞式が行われるスウェーデンへ向かいます。

 坂口さんは、過剰な免疫反応を抑え、リウマチや1型糖尿病、がん治療などへの応用が期待される「制御性T細胞」を発見したことで、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まっています。

 坂口さんは11月、阪大のスウェーデン語専攻の学生らと交流し、言語や文化を学びました。

 (大阪大学 坂口志文特別栄誉教授)「まだスウェーデン語ではありがとうという意味の『タック』という言葉しか言えないんですけども、基礎知識あると向こうの方々と交流するのにもよろしいかと思います」

 授賞式は12月10日、スウェーデン・ストックホルムで行われます。