去年12月、JR川内駅の近くで起きた貨物列車の脱線事故を受け、JR九州は進路を切り替える分岐器を九州全域で緊急点検しました。
運輸安全委員会によりますと、この事故は去年12月12日JR川内駅を出発した貨物列車が進路を切り替える分岐器の上を走行した際、運転士が大きな揺れを感じ停止させたところ、1両目から3両目までが脱線したものです。けが人はおらず、原因は「調査中」です。事故を受け、JR九州は、九州におよそ3000あるすべての分岐器の緊急点検を行い、そのうち、およそ100か所で補修や劣化部分の交換を行ったということです。JR九州鹿児島支社の海老原毅支社長は「交通を担う事業者として安全の確保に努めていきたい」としています。
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