シリーズ「信州の戦後80年つなぐ、つながる」。「拓本」の作業が筑北村で先週行われました。墨を使って、4メートルもある石碑に刻まれた文字を写し取りました。
そして、この碑は、1月に取り壊されます。戦没者慰霊碑の維持管理がいま、難しくなっています。
戦没者を祀り、地域の平和を見守る忠魂碑。
筑北村歴史民俗資料館館長 山崎洋文さん:「取り壊したっていうか、はずして埋めちゃった」
長野市川中島町遺族会副会長 花石堅志さん:「忠魂碑を地下に埋めたらしいんですよ」
県遺族会会長 相澤洋男さん:「進駐軍が進入してきまして、あれはけしからんと」

戦後、日本の民主化を進めたGHQは、軍国主義的な要素があるとして忠魂碑の撤去を指令。長野市川中島町でも大正初期のものとされる碑が土に埋められました。














