瀬戸内海で問題となっているカキの大量死を受け、香川県さぬき市の生産者が事業継続のための支援を求め、要望書を提出しました。

要望書を提出したのは、さぬき市でカキの養殖を行う2つの漁協の組合長です。県内有数の産地である志度湾では、約9割の死滅が確認されていて、このうち鴨庄漁協では例年11月の水揚げ量が6,000キロほどですが、今年は400キロ足らずと深刻な状況です。こうしたことから生産者らは事業継続の補助金などの支援を求めています。
(鴨庄漁業協同組合 山本浩智組合長)
「初めてです。これだけの死滅は。いよいよ困っています。融資による支援が第一だと思います」

さぬき市は、国や県にも支援するよう働きかけるとともに、生産者の生活に必要な対応を検討したいとしています。














