「日本を思う時、自然と空を眺めていました」ブルーリボンで繋ぐ空と海

横田めぐみさん

日本各地に拉致被害者を救うための会が結成され、リボンを活動に参加してくれる人に渡している。
なぜブルーリボンなのか。

拉致され、北朝鮮にいる人と日本で家族を待つ人がいる。
地図で見ればほんのわずかな距離に見える北朝鮮と日本だが、国交がないため一般の人たちは北朝鮮に行くことができない。
そこで北朝鮮と日本を結ぶものは何かと考え、空と海が繋がっていることに気づいた。
「住んでいるところは違うけど、私たち家族はあなたたちと繋がっているんだよ」との象徴としてブルーが選ばれた。

曽我ひとみさん
「私もそうでしたが、いつも日本を、故郷を思う時、自然と空を眺めていました。そして『この空は日本に続いているんだよな』と独り言を言いながら、『いつか必ず日本に帰る』と、空の先にある日本を思い決意を新たに頑張って生き抜こうと誓ったものです」

曽我さんは、今この瞬間にも、日本に帰ることを信じている人がいること、空や海に向かって日本を思い涙している人がいることをわかってほしいと呼びかけた。