原発の再稼働問題をめぐり注目されているこの12月議会について、改めて整理します。
まず、今議会に提出された補正予算案についてです。
一般会計の総額73億5700万円の予算案のうち、3100万円は原発再稼働時の広報費などを計上したもので、その他の、例えばクマ対策や原子力災害時の避難路整備などの事業とは分けて提出されました。
花角知事は「非常に重要なテーマを集中的に議論しやすいようにするため」と説明しています。

知事が再稼働問題をめぐり繰り返し発言してきた「信を問う」について知事は、自らの信任・不信任を県議会に問うという方法を選びました。
再稼働に賛成か反対かという直接的な問い方ではなく、「容認という結論を出した知事を県議会が信任するかしないか、その判断をもって県民の意思の確認とする」という理屈です。

知事からボールを投げられた県議会の各党会派の間では対応をめぐって駆け引きが行われています。














