総裁選でも大きな支出 抗議の声で改善へ?

井上キャスター:
2024年の自民党総裁選で、自民党は「お金のかからない選挙戦を目指す」としていました。しかし、高市氏は全国約30万人の党員にリーフレットを郵送。これについては他陣営や党員から抗議の声があがり、選挙管理委員会が注意するということがありました。

今回、公表された収支報告書に記載された「宣伝費」すべてが総裁選のためかどうかは定かではありませんが、高市氏の政治団体は2024年、記載があるだけでも、総裁選前後の期間で宣伝費など計8000万円以上を支出しています。

中島哲平 官邸キャップ:
2024年の総裁選の際、高市氏がリーフレットを全国の党員に配布していたという問題に対しては、他陣営からも抗議の声が上がりました。

それを受けて、2025年の総裁選ではそういったことは行われませんでした。何かあれば、問題視するなど周りの声があることで、徐々に改善されていくのかと思います。

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<プロフィール>
中島哲平
TBS報道局政治部 官邸キャップ
与党キャップ・防衛省や外務省担当など歴任

田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰