ドラッグストアに厨房?“食品強化型”の狙い

山形キャスター:
“食品強化型”ドラッグストアである「クスリのアオキ」は、北関東を中心に全国で1085店舗を展開しています。
2022年頃から一部小型店を除き、食品事業を強化しています。▼全店舗で生鮮食品を販売、▼厨房を設置し、できたての総菜を販売していて、売り上げの半分以上が食品だということです。
小売業の流通に詳しい流通経済研究所・上席研究員の池田満寿次さんは、購買頻度の高い「食品」を強化し、来店頻度を高める。そして、利益率の高い化粧品・医薬品などの“抱き合わせ”購入を狙っているのではないかとしています。

また、同じく“食品強化型”ドラッグストアの「コスモス薬品」では、あえて郊外に出店することで、大きな売り場・広い駐車場を確保しています。
その狙いについて、コスモス薬品の担当者は、高齢のお客さんは何店舗も回るのが大変なため、医薬品・化粧品・食品など“一か所で完結”できるようにしているといいます。














