ベテラン選手となった濱崎選手も、過去実業団でも活躍した経験を沖縄の選手に伝えながら、自身も現役選手としてレースに出場。背中を見せ続けています。

宮城選手(左)にとって「憧れ」の濱崎選手

濱崎達規選手:
「県勢が勝つとみんな喜んでくれるんで、なんか引き継いだ感覚はありますよね。
響と色々な話をしていて」
「感謝であったり、沖縄の⼈たちにどういったものを⾒せれるかなというのも、考えながら⾛れる⼤会になりそう」

先週の土曜日に行われた、県民スポーツ大会で男子1万mに出場した2人は、序盤からレースを引っ張りました。

序盤先頭に立ち、ペースを作った宮城。そして、中盤から宮城に代わり最後までレースを引っ張り続けた濱崎。

間近に迫ったNAHAマラソンをイメージしつつ、前哨戦から気持ちのこもった走りを見せました。

宮城響選手:
「出るからには⼀番上を⽬指すのはもちろん、僕ら⼆⼈でどこまで戦えるの、どこまで通⽤するの、というちょっとワクワク感もありながら」
「とにかく今回は濱崎
さんと⼀緒に⾛れる喜びを感じながらレースに挑みたいなと思っています」

――⼆⼈で先頭を⾛って優勝争いができればというプランニング?


濱崎達規選手:
「理想ですよね。 もちろんそれができたら最⾼。県外の⽅たちとどこまで戦えるのかなっていう挑戦の気持ちが⼤きい。チャンスを⽣かし切れるように、勝ちを狙いに⾏きたいなとは思ってます」

沖縄の長距離界を支える2人が、初めてぶつかる地元の大舞台。真剣勝負の先に、
3年ぶりの県勢優勝が待っています。