年齢を感じさせない声のハリ
沖縄ジャズの歩みをたどるコンサートが、先日、那覇市で開かれました。ステージに立ったのは、90歳の同級生コンビ。今もバリバリの現役です。
柔らかくハリのある歌声で『明日に架ける橋』を歌うのは、宮古島出身のジャズシンガー、齋藤悌子さん。1935年生まれの90歳です。
「70年ぐらい前に大ヒットした曲なんでね、そのとき私、何歳だったか覚えていませんけど」
年齢にかけたユーモアに、600人が詰めかけた会場は笑いに包まれます。
往年の名曲に耳を傾けました。ステージには、もう一人の「90歳」が—














