青森県は、「クマ対策」や「物価高対策」などを盛り込んだ総額247億余の補正予算案を県議会へ追加提案しました。

県議会一般質問最終日の12月1日、小谷知也 副知事はクマ対策などを含めた総額247億円余の補正予算案を追加提案しました。

青森県 小谷知也 副知事
「県としても国のクマ被害対策パッケージを踏まえ、早期に現場の対応力や県民などへの注意喚起体制を強化することとし、市町村における資機材などの整備支援や県・警察職員用の装備品の整備・出没情報を管理するシステムの構築などに要する経費を計上いたしました」

主な事業では、ツキノワグマ被害防止緊急対策に5877万円余を盛り込んでいて、秋田県で運用されている「クマダス」のように、一般の人が目撃情報を入力できるようにして、出没情報をタイムラグなく発信できるようにする計画です。

また、物価高対策では、18歳以下の子育て世帯へ配布する県産米の電子クーポンなどの支給額を2倍に増額する事業に7億5700万円を計上しています。